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保険営業の面接は何を見られる?好印象を残す話し方・準備・質問のポイントを解説2025.12.09
記事監修
FRONTIER株式会社
代表
鹿島 義則
SOMPOひまわり生命・クレディスイス生命で営業推進や組織統括を歴任。その後マニュライフ生命では3,000名規模の営業組織を牽引。2021年にFRONTIER株式会社を設立し、保険・金融・コンサル業界に特化した転職支援を年間300名以上手がけている。
保険営業として面接に臨むとき、「何をどう話せば伝わるのか」と迷う方も多いでしょう。
採用担当者は、単に成果だけでなく、業務上のプロセスや姿勢から、営業としての本質を見ています。
誠実な対応や課題への向き合い方を伝えられると、信頼感を持って受け止めてもらいやすくなります。
本記事では、保険営業の面接で評価される話し方や準備のポイント、気を付けたいNG表現について紹介しています。
保険営業の面接では何を見られているのか

保険営業の面接では、「どんな実績を出したか」よりも、「どんな考え方で営業をしてきたのか」を評価されます。
顧客との向き合い方、課題への取り組み姿勢、チームとの連携など、営業としての姿勢を通して人間性が判断されます。
採用担当者は、数字を再現できるだけでなく、信頼を軸に成果を積み上げていける人を求めています。
誠実な対応や課題分析の工夫を語れると、保険営業の転職面接で好印象を与えられるでしょう。
面接前に整えておきたい3つの準備

保険営業の面接では、事前の準備が印象を左右します。
自分の営業スタイルや志望理由、話し方の流れを整理しておくことで、面接での受け答えに一貫性が生まれます。
自分の営業スタイルを明確にする
保険営業の面接では、数字上の成果だけでなく「どのように営業してきたのか」を丁寧に伝えることが求められます。
同じ成績でも、新規開拓型とフォロー中心型では評価のポイントが異なります。
例えば「定期的なタッチポイントを設計し、長期的な信頼関係を築いた」「顧客の顕在・潜在ニーズを構造的に整理し、課題仮説を提示する営業を実践した」といった、あなたならではの営業プロセスを整理しておきましょう。
ご自身の営業スタイルを明確にすることで、面接官は「自社の営業文化と相性が良いか」を判断しやすくなります。
実績面の背景まで語れることで、自らの経験を“再現出来る力”として高く評価されやすいです。
志望先を調べて軸を固める
志望動機は、面接官の印象を大きく左右する質問です。
そのためには、志望先の保険商品や販売チャネル、顧客層、営業方針などを丁寧に調べ、自分の経験と重なる部分を見つけておきましょう。
例えば「提案型営業を重視している点に共感した」「法人保険を扱う機会を増やしたい」など、具体的な共通点を挙げられると説得力が増します。
企業研究は単なる情報収集ではなく、「新しい環境でどう成長したいか」を言語化する作業でもあります。
しっかり準備することで、自然と会話に深みを出せるでしょう。
PREP法で話す練習をしておく
どれほど実務にて優れた経験をしていても、相手に伝わらなければ評価につながりません。
そこで役立つのが、結論から話す「PREP法(Point→Reason→Example→Point)」です。
例えば「私の強みは課題解決力です。理由は〜。実際に〜という改善を行いました」と順序立てて話すだけで、理路整然とした印象を与えられるでしょう。
保険営業の面接では、顧客対応力や提案の流れなど複数の話題を問われます。
想定質問をもとに声に出して練習すると、回答の軸が安定し、落ち着いた印象を与えられます。
保険営業の面接でよく聞かれる5つの質問
保険営業の面接では、自らの経験や実績を、どのように言葉にするかが重要です。
よく聞かれる質問を把握しておくと、自分の考えを整理しやすく、落ち着いて答えられるようになります。
「どうして転職を考えたのですか?」
転職の動機については、前職への不満ではなく「次にどんな環境で成長したいか」を重視されます。
例えば「営業経験を活かし、課題解決を通じてより高度なコンサルティング力を磨きたい」「商品ラインナップの幅広さを活かし、お客さまニーズに最適な提案ができる環境で働きたい」など、今後に向けた前向きな理由を伝えるのが大切です。
また、前職で得た経験をどう活かすかまで話せると説得力が増します。
保険営業の面接では、変化を恐れず挑戦する姿勢や、学びを次に生かす考え方を評価する企業が多いです。
「どんな目的で転職を決めたのか」を整理しておくことで、自分の軸がぶれずに話せるようになります。
「当社を志望した理由は?」
志望動機は、どれだけ自社のことを理解しているかを測る質問です。
例えば「成果が明確に評価される環境で、実力でキャリアを伸ばしたい」「幅広い商品・ソリューションを扱い、顧客価値を最大化したい」など、企業の特徴と自分の経験を具体的に結びつけて話しましょう。
単に「保険業界で働きたい」ではなく、「どうして御社で働きたいのか」を語ることで本気度が伝わります。
商品構成や営業方針を調べ、自分の強みや価値観と重なる点を見つけておくと、自然と説得力のある回答となります。
「どんな成果を上げましたか?」
営業職の面接で重視されるのは、数字だけでなく、成果を生み出すまでのプロセスです。
例えば「顧客層・強み弱みを分析し、接点の目的を明確化した上で定期訪問の質を高めた」「キーマンごとに課題・価値観を把握し、信頼関係を段階的に深める関係構築を意識した」など、工夫の背景を伝えると印象が良くなります。
行動や改善の積み重ねを具体的に語ると、信頼感が生まれやすいです。
保険営業の面接では、“売上を上げた人”よりも、“成果を作れる人”が求められています。
「あなたの強み・弱みを教えてください」
強み・弱みに関する質問は、自己理解と成長意欲を確認するために行われます。
強みを話すときは「お客様の要望を丁寧に聞き取れる」「粘り強く関係を築ける」など、営業現場で活かせる形で伝えると具体的です。
一方、弱みを話す際は改善の工夫を添えると誠実な印象になります。
例えば「慎重すぎる面があるため、スピードを意識して判断しています」などです。
保険営業の面接では、完璧さよりも“自己認識が優れていて、成長出来る人”であることを重視されます。
「今後のキャリアをどう考えていますか?」
キャリアに関する質問では、「長く活躍できる人材かどうか」を見ています。
「将来的にはFP資格を活かしてコンサル営業を目指したい」「チームをまとめる立場で成果を出したい」など、方向性を語ることで良い印象につなげられます。
目標は大きくても構いませんが、理想論だけではなく、目標に至るまでのプロセスを考えておくことが大切です。
保険営業の転職面接では、数字への意欲だけでなく、“お客様との信頼関係をどう築きたいか”という姿勢も評価されます。
保険営業の面接で好印象な話し方のコツ

保険営業の面接では、話し方の印象が評価を左右します。
話している内容だけでなく、伝える順序や声のトーン、姿勢などを意識することで、誠実さや信頼感を与えやすくなります。
実績の背景を簡潔に伝える
保険営業の面接では、契約件数や売上といった数字の成果だけでなく、「どのような支援・改善プロセスを通じて成果を生み出したのか」が重視されています。
例えば「重点代理店の年間売上を前年比120%に伸ばしました」 だけでなく、「募集人ごとの販売データを分析し、課題に応じてロープレ研修・同行支援・トーク改善を実施した結果、販売効率が向上した」といった“成果に至るプロセス”を添えることで、支援施策の具体性や再現性が伝わります。
営業職は成果よりも、“再現性”を評価される職種です。
数字の裏側にある課題意識や改善プロセスを簡潔に話せると、実務の理解度と成長力の両方を印象付けられます。
結論を先に、余裕をもって話す
面接では、落ち着いた話し方がそのまま「信頼出来る人柄」として評価されます。
質問に対しては、最初に結論を伝えたうえで、理由や具体例を続けると、相手にとって理解しやすくなります。
例えば「強みは分析力です。契約率が伸び悩んだ際に、過去の商談記録を見直して失注理由を分析し、提案資料の順番を見直したことで成約率を20%向上させました。」といった形です。
話の順序を意識するだけで、論理性と落ち着きのある印象が生まれます。
また、焦って早口になると説得力が弱まるため、意識的に間を取りながら話すことを意識しましょう。
表情・姿勢・声で誠実さを伝える
保険営業の面接では、言葉遣いや話し方と同様に、表情や姿勢、声のトーンといった非言語の印象も重要です。
背筋を伸ばして相手の目を見ながら話すだけで、誠実さと自信が伝わります。
声のトーンは、少し明るめを意識すると「この人と話してみたい」と感じてもらいやすくなります。
明るい表情で丁寧に話す姿勢を見せることで、自然と「安心して任せられる人」という印象につながるでしょう。
保険営業の面接で気を付けたいNG表現
保険営業の面接では、正しい内容を伝えるだけでなく、相手への配慮が感じられる話し方も求められます。
少しの表現の違いで、誠実さや信頼性の印象が大きく変わります。
前職への不満を語ってしまう
面接では、転職理由を聞かれた際に前職への不満を口にすると、どうしても「同じ理由で辞めてしまうのでは」と不安を持たれがちです。
実際に不満があっても、感情的な表現は避け、「より成長できる環境を求めている」「幅広い商品を扱いたい」など、前向きな理由に言い換えましょう。
特に保険営業の転職面接では、忍耐力や人間関係の構築力も重視されます。
前職の課題を冷静に受け止め、今後どう活かすかを語れると、成熟した印象を与えられるはずです。
数字だけを誇張して話す
営業職では成果を数字で伝えることが大切ですが、数字だけを強調しすぎると「顧客より売上を優先する人」という印象を与えかねません。
面接官は「成果をどう出したか」や「どんな行動で信頼を築いたか」を知りたがっています。
例えば「新規契約50件を達成しました」だけでなく、「訪問前の事前ヒアリングを徹底し、提案の精度を高めた」といったプロセスを添えると好印象です。
保険営業の面接対策では、数字の裏側にある“人との向き合い方”を語ることが重要です。
数字上の実績だけでなく「信頼を軸にして結果を積み上げた姿勢」を示せる人が高く評価されます。
謙遜しすぎ・自信過剰のどちらも避ける
面接で「自分なんてまだまだです」と謙遜しすぎると、営業としての自信が伝わりません。
逆に、「自分なら絶対に結果を出せます」と強く言い切りすぎると、協調性に乏しい印象を与えてしまうこともあります。
大切なのは、“根拠のある自信”をもって話すことです。
例えば「企画担当と週1回のミーティングを設け、提案書の説明パートを見直した結果、月間の成約率が25%から40%に向上しました」といった形で、実績に基づいて自己評価を伝えるとバランスが取れます。
相手に安心感を与えるトーンで、自分の強みを穏やかに伝える意識を持ちましょう。
まとめ
保険営業の面接では、成果の大きさよりも、そこに至るまでの姿勢や考え方が評価されます。
顧客との信頼関係をどう築いてきたか、どんな課題に向き合ってきたかを具体的に語ることが大切です。
誠実さや再現性を意識した話し方を心がけることで、あなたの強みはより伝わりやすくなるでしょう。
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